2000/07/04

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■ワインと糖尿病のつきあい方   
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Q 「ノンアルコールワイン」は糖尿病患者は飲めますか?

A まずこの解説を行う前に「糖尿病とは」からお話ししましょう。 まず、最初に人が食べたもののエネルギーは、体の中で「糖」に分解されて燃や されるか、または、「脂肪」として蓄えられるかどちらかになります。

シーソーの両端に  糖__________脂肪     

               △

というバランスがあるようにです。これをコントロールしているのがインスリンです。 #「インシュリン」という呼び方はドイツ語読みで、最近ではあまり業界では使 いません。

基本的に、インスリンは血糖値(血液中に溶けているブドウ糖の濃度)を下げて 脂肪に変換してくれます。

では糖尿病とはどういう病気なのでしょうか? 一般的にはおしっこに糖がでる病気と思われていますが、本当はインスリンが相 対的に不足し血中の糖の濃度がコントロールできなくなり、上がりっぱなしにな る病気なのです。

この病気の治療法というのは、 ・食餌制限(カロリー制限)によりエネルギー総量をコントロールする。 ・運動療法により出来るだけカロリーを消費し、また、インスリン以外で上に書 いたシーソーを動かす働きのあるホルモン等の因子を活性化する。 ・それでもコントロールできない場合は経口血糖降下薬やインスリンを使って血糖値を人工的にコントロールする ということになります。食餌療法についてはあくまでカロリー総量制限をし、抑えることが基本でです。

アルコールのカロリーについてはどうでしょうか?アルコールそのものは栄養学的にエネルギー(カロリー)にはなりますが、体内で糖質に変換されることはないので、 基本的にempty caloriesと考えられます。ですから、アルコールそのものが糖尿病に 悪影響を及ぼすことは少ないと考えられます。 問題はアルコール飲料に含有されるアルコール以外の栄養分で、 例えばビールや日本酒に含まれる糖分などは、糖尿病に悪影響を与えるわけです。

同じ飲むなら、ビールや日本酒よりジンやウイスキーの方がいいでしょう。 専門の業界では、血糖のコントロールがよく、肥満がなく、肝機能が正常で、 経口血糖降下剤の服用がない人には、一日にビール中ビン1本、日本酒0.8合、 焼酎0.5合、ウイスキー・ダブル1杯、ワインはグラス3杯 を許可するのがコンセンサスとされています。

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わかりやすいご説明ありがとうございました。 お答えいただいたのは病理の宮崎龍彦ドクターと糖尿専門医の高橋ドクターでし た( ^-^)また、詳しいことはお近くの糖尿専門医さんまでお尋ね下さい。

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