こうるさいワインオタクも知らないワインの逸話

気になる南半球の1999年の作柄レポート99/5/26

北半球に住む私たちが夏の到来に歓喜している頃、この広い地球の南側では「ストーブださんとあかんなぁ」と(関西弁で言ってるかどうかはしりませんが)晩秋を迎えているはず。

となれば、やはりワイン愛好家として気になるのは今年の南半球の収穫。一千年代最後の年のチリ・アルゼンチンの収穫はどうだったのでしょうか?今回は南アメリカ・ワイン最新情報

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■Chilean Harvest Yield Down Dramatically
Wine spectator posted 99/5/24

チリ・アルゼンチンは1999年のぶどうの収穫を4月末で終了、彼らが今確信できることは、「一般的にはまずまずな年であった、しかし品質にはこれから変化が起こるかも知れない・・」

というのも、収穫量が50%減った地区もあり、全体では15%も減ってしまったからだ

チリの醸造家は世界市場の需要に答えられるかを心配しているが、実際ワイナリーはぶどうの品質に非常に満足している。特に赤ワインについては。

チリのケンデルジャクソンのカリナーワイナリーの醸造家、ドン・ベッカーは収穫量は減ったものの、日照りが続き、ぶどうは見事に熟した、特にメルロー・カベルネ・マルベックにおいては凝縮度が素晴らしい。今までに見たどの色よりも濃いとコメント。

今年、チリはかなりの日照りが続き、水が配給制になり例年のように思うように潅漑を充実することができなかった。この結果、ぶどうは小粒になり、凝縮度が増した。高温が続く夏はぶどうの木にストレスを与えたが、収穫直前の涼しかった気候がバラ
ンスの取れた華奢な仕上がりになった。

ロバート・モンダビとのジョイントで有名なチリのカリテラワイナリーのトニー・コルトリンは「小さな房・小さな粒ではあるが力強いワインが出来るだろう」と今年の収穫をまとめた。

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アルゼンチンもチリと同様干ばつに悩まされた。開花時のヒョウも影響したようだ。夏は極めて高温が続き、果実の糖分は見事にあがった。ただ今回の収穫は醸造長の判断が大きな明暗を分けてしまった。早い時期に収穫したワイナリーは香り、フレーバ
ーが心配だが糖分に関しては申し分なかった。しかし、気温が下がるのを待ったワイナリーは果実が成熟しすぎ、しかも収穫の終わりの方には雨にみまわれるという結果になった。

南米の多数のワインブランドを手がけるポール・ホッブスは今年のアルゼンチンの収穫を「良好」と捉えているが突出した良い年ではなかったと言っている。彼曰く「タンニンや色はほぼ平年並みであるが1995,1996,1997のような素晴らしい年ではなかった」とコメントした。

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あまりにもあまりにも太陽が照りつけすぎてガンガンのイケイケの気候もデリケートなぶどうには辛い年になったようですね。エルニーニョは大豊作をもたらしましたがラニーニャは醸造家泣かせ・・・となれば、いい年のチリ・アルゼンチンワイン、まとめて買っておきましょう

アルゼンチンは私が行きたい国のひとつ。なんか超前世紀的なものが支配してそうな、陰翳な感じがたまらなくタンゴと合いそう。チリはメキシコと並んで中南米では政局が安定してるそうですがピノチェトの件もあったり、知らないことがいっぱい。あ〜んでも今年の夏はキューバに行きたい!(勝手にわめいとけって)

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