醸造家ってどんな職業?
99/7/9
■ところで醸造家ってなにもの?
醸造家とは何をする人?畑ではたらくおじさん?よくわからない? フランス語ではエノローグ。英語でも最近はエノロジスト。ワイングローワーやワインメーカー・セラーマスターとも言いますね。そして農学部やバイオ化学の学位がないとなれないのが普通です。
彼らこそ、ぶどうと言う農作物を、ワインと言う芸術品に変えてしまう芸術家なのです。(よっ、かっこいい)、畑の健康をみたり、収穫時にはセラーにこもりっきりでワインの成長を見つめる、セラーの鍵を預かる偉い人なのです。

■そんなに、すごい人なの?
だいたい日本にプロモーションに来る人というのは多くがそのシャトーやワイナリーのオーナーや輸出部長であり、本当にワインづくりに直接的に関わっているのは、多くの場合彼らではありません。所有者と営業には技術的な質問は不得意ですよね。(^.^;)
なら、「当の醸造家は?」言っても彼らは現場で超多忙。ブドウの花が開花しだすと週末もバカンスもない。
■ワインの出来は醸造家の腕次第
いままで自然に醸造を行ってきたものを醸造学(エノロジー)という学問に変えたのはやはりフランス人です。ただ醸造方法はたとえ科学が進歩してもそんなに大きくは変わりません。
ミッシェル・ドバ著の「シャトー・ラツゥールの歴史」は所有者と醸造長の歴史がそのページのほとんどを割いています。所有者(社長)の影に隠れてあまり目立たないのが醸造家ですが、スターシェフがいるようにスター醸造家もこの世には存在します。
私もフランスやアメリカでたくさんの醸造家とお会いする機会が仕事でありましたが、共通して言えることは、みなさん職人気質の本当にまじめな方ばかりという印象をもっています。(たまにはいるんだろうなぁ、変な奴・見るからに恐ろしいオーボンクリマのおやっさんとか、あの人ヘビメタバンドの太ったドラマーって感じよね)
几帳面でないと醸造家にはむいてないのかもしれませんが、彼らの技術力・味覚・経験・勘でワインがすべてきまってしまうのですから当たり前のことでしょう。
街のワインの博士であるソムリエも醸造家から畑のこと醸造のことワインのことを学んでいます。
醸造家こそセラーの神様であるのは間違いありません
この人だあれ?の答えはレイモンドで日本人醸造家として活躍なさっている畠山恒次さんです