ぶどう畑とMichelinのおいしい関係  2000/2/28

Bon laison avec le vignoble et les restarurants etoilee
こうるさいワインオタクも知らないワインの逸話

ワイン・バーはボルドーに対する冒涜である


ワイン・バーはワインを「すすり飲み」するところであり、決してボルドーらしい飲み方をするところではない。

ここのワインは食事と一緒に楽しまれるために、この世に生まれ、素晴らしい食事がないとボルドーは引き立たない。それを証明するがごとく、最近ボルドー地方ではシャトー・レストランが続々とオープンしている。

そして、この季節になるときになるがやはり、あの赤い本。

世界でもっとも有名なレストランガイド・ミシェランは来る 2月 29日フランス中のキオスク・書店で発売される。

そしてまことしやかに、業界に流れる噂をひとつ。

もしかして、この3つのシャトー・レストランに星がつくかもしれないのだ!

噂は噂、ただ、なにものも噂を止めることはできない。もちろん当のミシェランは沈黙を守ったまま。 現地時間29日の発表までは誰もわからない。


ボルドー・シャトー・レストランの三者三様

ポイヤックのシャトー・レストラン、「コルディアン・バージュ」のシェフはティリー・マークス。彼は一つ星から二つ星になるかもしれない最有力候補だ。ご存じの通りぶどう畑を併設、世界的保険会社 AXA(アクサ)の所有である。おすすめは伝統的なポイヤックの羊や大西洋のお魚料理、もちろんワインリストはお好みのままである。

そしてジロンド河右岸のライバルである、シャトー・レストラン「グランドバレル」も素晴らしい皿の芸術を提供する。ここは、今年初めて1つの星が与えられるかもしれない。シェフのフィリップ・エスベストは、今年で5年目。アメリカ人のお客の多いレストランだが、サンテミリオンのワインリストはすばらしい。

マネージャーのフレイブルガウ氏は言う

「噂を聞きつけた予約のお客様で今、うちの電話は鳴りっぱなしですよ。もちろんうちのシェフは星に値する腕を持っていますからね。ただ、私たちだって29日まではわからないのです」

そして、3つ目のシャトー・ホテルはグラーブに位置するホテル・スパの「シャトー・オー・スミス・ラフィット」

「うちのシェフも星に値する人です」とスポークスマンはシェフのディディエ・バニョルス氏を絶賛する。ここはシャトーの中にあるが、かなり気軽で、健康的なメニューを出すレストランだ。

シェフのバニョルス氏は、今のところミシェランの星取レースには参加していない。と言うのも彼はCeretというピレネーの街で2ツ星まで取ったシェフだったのだが、店を辞し、こちらのヴェンチャーに移ってきたからだ。

もちろん、ハウスワインは言わずとしれた、シャトー・オー・スミス・ラフィット。ここにはカリフォルニアやチリオーストラリアのワインまで揃っている。古い伝統的なボルドーという土地を考えれば、かなり常識破りなワインリストと
なっている。

ミシェランが評価するのはあくまでもフランスの伝統的料理。コルディアン・バージュの料理は審査員受けが良い。

後者のふたつに関してはかなり、審査が慎重だ。

バニュルスの挑戦

特にバニョルスは、フランス料理のコースそのものの概念をうち破った自由なスタイルを模索している。彼はカロリー計算も頭に入れ、伝統的なコースの順番をも時には無視するような勢いである。

スパ(温泉)と同時に、料理・ワイン・滞在を楽しむための新しいレストランを目指す新しいタイプのシェフなのだ。おそらく、この100周年のミシェランは良い意味でのターニングポイントになるだろう。ミシェランもぶどう畑とその中にひろがる「食の世界」に魅了されていくだろう。

記事参考
WineToday

タイヤのミシェラン
Pneau Michelin

シャトー・コルディアン・バージュ
Chateau Cordeillan Bage

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