こうるさいワインオタクも知らないワインの逸話

ナディーン・ロートシルトおばちゃまへのつっこみ97/8/15

今日は最近読んだおもしろい本からワインの話題を・・・著書「Le bonheur de seduire l'art de reussir」Nadine de Rothschildボルドーの古本屋で見つけたのですが、要するに「幸せへの手引き」みたいなものでいわゆるところのフランスのBCBG(bon chic bongeneちなみにフランス語ではベーセーベージェー)の手引き書。本当の良家のお嬢ちゃんお坊っちゃんならこんな本は入らないのでしょうが、極東の国のワイン屋としては筆者がロートシルト家のおばさん、となればついつい手が出てしまったのでした。

で、要するに内容は、昔流行った「ヤッピー本」のフランス版みたいなものでもちろんテーブルマナーから、彼氏へのお電話の仕方から、外交官の妻になった場合の外国人とのつき合い方。まで多種多様で笑わせてくれました。

先ずテーブルマナーの章をかいまみると、やはりロートシルト家のおばちゃん。

●テーブルとあなたの体は50センチ離す! 
●ナフキンを首からかけるなど動物的行為!(特に男性) ●ナフキンは膝にかけるのですが、全て開けてはだめ! 
●音を立てて食べるとは言語道断! ●口をすぼめて食べなさい!
ワインについてはほぼ常識的なことばかりを述べてますが、
シャンパンを冷凍庫でひやすことなどロートシルト家では許されません! ●グラスの上に手を置いて、「もうワインはいりません」というゼスチャーをするの 
ではなく、「もう結構です」と言うこと ●グラスにワインは残して席を立つのはお行儀わるい。 ●あと、ボルドー・ブルゴーニュ・アルザスのグランクリュくらいは覚えておきまし 
ょう。
ですって。アルザスのグランクリュってええええ。。私もうらおぼえ!BCBGになれないっ!あと、「日本人とのつき合い方」の章がまたいけてて、
●小さい国ですが、世界で最も経済発展を遂げたリッチな国です。が、しょせん、彼 らはロックフェラーでもロートシルトでもありません。たかが日本人です。この国も 
変わりましたがただひとつ変わらないものは「礼儀正しさ」です。日本人は洋服こそ 変わりましたが、伝統的生活は昔のままなのです。(中略)日本人はあなた方フラン 
ス人はフランス人らしく振る舞うことを期待していますので、決して日本語など話す 必要はありません。フランス人らしく振る舞いましょう。彼らの小さな家に招かれた 
ときは、びっくりしても褒めましょう。公衆浴場では若い女の子があなたの体を丁寧 に洗い、体を綺麗に拭いてくれます。
うそでしょー?!とナディーン・ド・ロートシルトさまにお手紙を書きたい心境ですが、この優雅なマダムに免じて、許してあげよう・・と寛容なワタシ。

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