
こうるさいワインオタクも知らないワインの逸話
シャンパンと娼婦の知恵97/12/01
先生方走ってらっしゃいますか?ワイン屋も走っております。
で、今日はクリスマスにふさわしくシャンパーニュのはなし。常識ですがシャンパーニュと呼ばれるのはフランスのシャンパーニュ地方で生産されるあのシャンパンだけ。そうそう三鞭酒ですね。(むかしからの読者の方はお分かりですね。この漢字の読み方。わからない方はうちのページへもう一度お勉強し直し!)
■今日はこの官能的なお酒と娼婦達の知恵のお話■
ルイ14世の18世紀はじめ貴族達は我先にとシャンパンを買い求めました。娼婦達をあつめてバカ騒ぎを繰り広げるのが彼らの主な飲み方だったのです。特に年をとってセックスが弱くなった貴族達は吹き出した泡が娼婦達の顔に勢いよく飛び散るのを見て、かつての自分の勇敢果敢ぶりを思い出し、あとで娼婦の顔にかかったシャンパンの泡をペロペロなめ回すのが何よりの楽しみだったらしいです。いやぁ。。ほんとうにエッチなお酒なんですよね。(いかがですか?こういう趣味のある方?現代でも楽しいかもよ)
で、娼婦も負けてはいないのです。ついつい口当たりが良くていつも酔っぱらってては商売にならない。というわけで彼女達の思いついたのがシャンパンの泡を飛ばしてただの白ワインにしてしまうこと。そうすれば飲み過ぎることもなく白ワインとして冷静に飲めるわけ。その為に発明されたのが傘の骨を小さくしたような携帯用の泡とばし器なのです。(私はどこのフランスの民族学の博物館に行ってもお目にかかったことはないのだけど。。)そのかわり客はじゃんじゃん夢心地でピッチを上げてたちまちへべれけに・・・・・・で、翌朝はだれも覚えてなくてチップだけを頂いてたらしい・・・「飲め飲め客の高い酒!〜」というかけ声は昔からあったのですね〜。
一説ではこの「泡とばし器」はまじめにシャンパンを味わうためにまじめな「試飲用」として使われてるという噂もききますが、私としては娼婦の知恵説を信じたいのですよね。実際シャンパンに泡を取って飲んでもなんにも美味しくありませんもんね。しかめっ面でそんなワインを試飲してもなんにも美味しくないだろうし・・・・・・・・・
てなことでベルエポックの娼婦達の知恵の話でした〜っ。あなたもシャンパン飲んでみる?
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