●ワイン事始め編●
第2講
究極ワインの飲み頃の話
ワインを敬遠してるお父さんの中には、家の中にオヤジと同様ゴロゴロと頂いたワインが転がってる方も多いはず。早飲みタイプのワインを大事に10年間持ってても、ワインはへたるだけです。かといって、どれから飲んだら良いのかも解らないし・・・というお父さんへ、今日の課題は「究極ワインの飲み頃の話」をお届けします。ご家族一同でお読みください。
第1章 ロゼの場合
ガタガタ言わず、即、飲んでください。ロゼワインを大事そうに貯め込んでもそれは、今から山一証券のする株を購入するようなものです。(今だったらヤオハン株か)例えが悪いですが、とにかくロゼは早く頂いた方が美味しい。だいたい2年以内に飲む方が無難です。悪い状態で保存されてるとグレて、だんだんオレンジ色になり、終いにはレンガ色へ変色してきます。ポケベルを持ってる中学生よりはグレは遅いですが、とにかく今晩にでも冷やして頂いてください。
第2章 シャンパーニュの場合
シャンパーニュの場合も私は即、お飲みになることをお奨めします。シャンパーニュは市場に出回るまでどんなものでも約5年以上の蔵元での熟成を経てきてます。大部分のノンビンデージの場合、お手元保存は5年が限度です。(これはあの田崎氏も言ってます)一方、年代の入ってるシャンパーニュの場合、それはそれは大事に頂きましょう。高いですもん。これをあなたに、贈った人はなにかの下心があるはず。職場では可愛がってあげましょう。
第3章 赤白ワインの場合
これが、難しい。ここからが本編です。今までは序章。赤白のスティルワインの場合、ぶちあけた話、ワインのプロでさえ飲み頃を開けてみないと言えないのが実状です。しかし、一定の基準というものがありますからそれを伝授いたします。これはだいたい、ワイン歴30年のうちの店主のカンと経験による基準ですのでご参考までに。
¥1000以下のワイン・・今が飲み頃
¥5000以下のワイン・・早く飲んだ方がいいけど、白は2・3年、赤は5年から20年は保存可能。
¥5000以上のワイン・・今、飲み頃かも知れないけど10年でも20年でも持つワインは存在します。
とこんな勝手な事を書くと、全然講習になってないと怒られそうですが、これは大体の目安として覚えておいて下さい。贈り物のワインだから値段が想像つかない・・・・なんておっしゃってる方。それはあなたの観察が不十分です。もう一度、贈り主の下心を勉強しましょう。
第4章 一度開けたワインの場合
よく、皆さんから訊ねられるのですが、カフェ・レストラン等業務用の鉄則は24時間以内です。それは、彼らがプロだからです。しかし、家庭で24時間以内にボトルを飲み干すというのは、キッチンドリンカーの奥さんに手伝ってもらわなければいけません。(マクドナルドじゃないんだから)だいたいはワインはすぐ飲まなきゃいけないっ!と思いこんでる方が多いようですが、コルクでもう一度栓をして冷蔵庫に入れておけば、だいたい1週間くらいは風味が保てます。もしくは、当店でも扱っているバッキュバン(¥1800)という瓶の中の空気を真空にする器具を買われたらもっと長持ちします。が、ワインに愛を感じた時にご購入下さい。あと、赤ワインの場合はこれからの季節、練乳の代わりにイチゴに少しかけられると美味しいです。(業界ではワインがけのイチゴをフレーズボードレーズなんて呼んだりしてます。さっそくみんなに自慢しましょう)
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