●ワイン事始め編●

第1講

絶対失敗しないワイン栓の開け方

ワインを敬遠してるお父さんの中には、実はワインを空けるときにトラブった経験を持ってる方も多いはず。今回は第一章目と言うことで基本中の基本。「ワイン栓(コルク)の開け方」の講習をいたします。

1・まず、ワインを開ける前にワインをちゃんとふいてあげましょう。年代物のワインだったら何十年も、あなたに開けられる瞬間を待っていたのです。この時の全身拭きを忘れると、後で服に埃が付いたりとんでもないことになります。なんでも、ステージにあがる前は少しくらいきれいさっぱりしたいものです。

2・キャップシールを外してあげてください。キャップシールはだいたい鉛でできてます。新しいものは比較的簡単に取れるのですが古いワインになるとキャップシールと瓶の間にカビが生えてたりして、取りにくいこともあります。その時は、瓶の頭部だけ(コルクの上)だけでもナイフで切り目をいれて取ってあげてください。たまに、そのままスクリューの先をぐっと押し入れる乱暴な方をお見受けしますが、周囲の反発を買います。ワインは女性です。優しく一枚一枚脱がせてあげてください。

3・ここでまた、もう一度、瓶の頭部を拭いてください。だいたい古くて状態良く保存してきたワインはコルクの湿りがあるためカビが生えてます。カビが生えてるからってレストランや酒屋さんにクレームをつけるのはやめましょう。オヤジチェックが入ります。注意しましょう。(これは正常な状態で保存されてる証拠です)

4・開けます。ここでいつも問題なのがコルクスクリューの先の最初の位置でしょう。ポイントはまん真ん中です。真ん中。そこにスクリュー先をぐりっと押し込んで回してください。しかし、たまにですけどコルク質がちょうど悪いところに当たったワインの場合、コルクがボロボロになってしまうことがあります。それはあなたが悪いのではありません。単に運が悪いのです。ここで八つ当たりするとあなたの品を落とします。冷静になりましょう。言い訳をするのもかまいません。

5・最後まで、スクリューをいれて引きます。回しながら引くとすいっと取れます。コルクが万が一落ちた場合、専用の器具が売ってますが、そこまでの執念のない方は茶濾しにでも受けてグラスに注いでは如何でしょうか?

ここで、講師のワインポイントアドバイスは:

●良いコルク抜きを選んでください●

良いとはスクリューのウイング幅が広く、スクリューの長いことです。せこく、なんかのおまけ・・・ではなく、ワイン抜きを買ってください。当店ではラギオールのソムリエナイフ等(¥20000〜)を扱ってはいますが、どちらかというと家庭用にはてこで開けられるウイングタイプ(¥1000)がお勧めです。あと、ソムリエから聞いた話ですが、ラギオールの田崎真也コレクションというのはほんとうに開けやすくて日本のソムリエ達はコンクールの時には必ず使うそうです。

●あせらずにゆっくりと開けてください●

ゆっくり開ければ絶対失敗しません。ワインは口説かなくても、ちゃんとその裸体ををあなたに披露してくれます。あせるとロクな事はありません。それはあなたが一番よく知ってることです。(例外的にコルクが悪い部分に当たった時はごめんなさーい)

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