りつこの秘密日記(最近の話のバックナンバーです)
99/10/28 ノッティング・ヒルの恋人ワイドショーを見てたら、秋吉久美子と言う女優さんが沖縄で素敵な恋人と一緒に暮らしてるらしい。あら、羨ましい限りでお相手は17歳年下の若いお兄さんだった。 (うらやましーい)(^○^) チャンネルを回すと彼女のことばかりで、論調はやや「なにやってんだ?」というのもあったけど、ほとんどが好意的に「良いよな、女優って」って感じだった。 これを見て、私はひとつの映画を思い出した。 そう、ノッティングヒルの恋人! ご存知の通り、設定は良く似ている。女は女優で男が普通の人。ふたりは恋に落ちるのだけど、映画の最後はジュリア・ロバーツ演ずる女優さんの生活にヒュー・グラントが巻き込まれてしまうような形になってしまった。 映画のセリフだとか配役とか、設定は良かったのだけど、私が最後がわかんなかった。
女優の人生がハッピーエンドになる訳ないやん
もちろん、派手にリムジン乗って、表彰式のフラッシュの前に立つことは女優さんにとっては名誉なことなんだとは思うけど、この映画で言いたかったことと、最後の結末がかなり曖昧で気になっていたの。2人で仲睦まじく本屋の店番してもいいじゃん。 ってそこまで小市民になりすぎると夢がなくなりすぎるからかしら。すまんすまん。でも、ある意味それを短い間でも実現してるのは秋吉久美子の方かもしれない。と思った。映画より本当の女優の方がやっぱりリアリティあるなって思ったの。 仲むずまじく沖縄でアバンチュールを楽しむ人だって居るんだからさ。ま、人の話だからどうでも良いけど、私の周りでも今、海外脱出組が非常に多い。一昔前は「上昇志向系」の人が多くてビジネススクールや語学系や専門系の留学が多かったのだけど、最近は違う。行き先もヨーロッパや北米じゃない。南半球が多い。
しかも、G7なんかに入ってない国ばかりだ。
NZ,チリ、ラレユニオン島・・・・
「ダンナの家に住みにいくの」とか
「この年になると、死ぬまで住んだら永住になるのかなぁ・・ははは」とか
「向こうでも仕事があるみたいだし・・」とか決して野心型の人たちではないが、人生に対してはかなり野心家だと思う。 なんか、停電も起きるし、Y2Kも目の前だし、世も末じゃ!
99/10/18 人の値段最近人の値段の出るサイトがあるらしい。どっかの保険会社が「人の値段」をつけて保険を売ってるのは分かる。でもこういうのが流行るのはやだな。「末世じゃ〜」とあの瀬戸内寂聴のおばさんもこないだ京都新聞で言ってた。
なんか。感じ悪くない?
「あなたは政治家クラスです」とかそう言う結果が出るらしいけど、人の動かすカネの大きさによって人の価値を決めるのは言語道断だとおもう。どうしてこんな発想ができるのかなぁ?と、素直に疑問に思う。もちろん、お遊びの範囲で楽しめば良いことで目くじらを立てて怒ることはない事柄だろうけど、 私にはたいした価値はない。私が今死んで誰も経済的に困らないし、世界はそのまま動いていく。保険に入る価値さえない。ダンナも子供もいない。でも、数人いや、ひとりでも泣いてくれたら私は嬉しいな。自分の葬式で泣いてくれるサクラを雇う・・・
なんて商売がもしかしたら出てくるかもしれない。私は妙なところに見栄っ張りだから(そう、うちは京女どすえ)・・・そんなことを考えると、本当に自分の価値ってわかんなくなる。自分の言ってることも矛盾してるし。。。ああああ、秋だな。
99/9/28 私の高校時代
こないだ、飛行機の中でNever been kissed(25年目のキス)という25歳の新聞記者が高校に潜入する映画を見た。ストーリーは高校生の派手な生活をレポートするために高校に入って(アメリカの高校はそれこそクラスという意識がなく、みんな学科単位だからか、潜入しやすい)彼女自身が知らないうちに満たされなかった高校時代をもう一度楽しんでしまうという話だった。あのビバリーヒルズ高校白書と比べるとダサダサだけど、そこがまた良い。ビバリーヒルズは高校というソサエティを借りた大人のドラマだ。この物語に共感する人は多かったと思うし、私もすごく主人公の女の子の気持ちがわかる気がした。 高校にはスターがいて誰も近づけなくて、そのスターグループに入ろうとすると服装チェックやカネメのものチェックが入る。彼らは傲慢だけども、学年の華。彼らに一目を置かれようと、必死になり、最後はそのそのグループの男の子にプロムに誘われる。で、本当は国語の先生に惚れてたという、話。
同じ頃、米国で高校での銃乱射があって、犯人のコメントが新聞に出てた
「学校にいる目立つグループが憎たらしかった」
そうなんだったんだなぁ・・ってその時、ハッっと思ってしまった。憎いという感情もあるんだって。
この犯人にビバリーヒルズ高校白書のような人は殺されたんだろうか・・とも思った。もしかしたら陰湿ないじめにあってたのかもしれない。私は憎いとはこれっぽっちも思わなかった。
私は、他人は他人だし、だいたい学校の男子は相手にしてなかった。学校の外に自分の居場所を求めることばかり考えていたんだって。学校の外に甘美な世界があるってことは映画館でも学んでいた。校舎の醜さからして私は一刻でも早く帰りたかった。時間毎にチャイムが鳴り、制服を着たにきびづらがたくさんいるような醜い場所に私を置くこと自体が、屈辱だった。校庭で背の順に並ばされることもうっとしかった。綺麗じゃなかった。憎さの対象はそんな場所で日々を過ごさなければいけなかったカッコ悪い自分だったかもしれない。
派手な高校生は当たり前だけど目立つ。でも大半は醜い高校生。進路のこと、好きな人のこと、好きな映画のことで頭がいっぱいでスターになれないと分かった途端、あきらめて、勉強に走ったり、趣味に走ったりしてしまう。(私はもちろん後者)
高校という小さな箱の中でスターになってもしゃーないやん、って、どこかひいてたんだろうな。スターでも校庭に並ばされて、中間テストもあるんだからさ・・彼らは団体行動で、趣味の合わないものをもってたりするとケチョンケチョンに言ってるのを聞いていた。お金持ちの子が多くて、派手だった。たまに、ぶらさがってる子を見ると「ださ〜」と心の中でバカにしてた。思想はなかったはずで、男子は背が高くてオシャレで女子はそこそこの美貌と小奇麗さが要求された。近親相姦のような恋愛沙汰が軍団の中で繰り広げられ、少し心配したこともあった。
一方、私は藤圭子じゃないけど暗くて、スター軍団には程遠かったから、かなり自由なことをしていた。とにかく早退して映画を見に行くことに必死だったし、ひとりで、映画の世界に浸って喜んでいた。仮病と言う犯罪は単独犯でしか成立しないことも学んだ。
みんな私が映画が好きなのを知っていて「どんな映画が好き?」と良く聞いてきた。私は「ベニスに死す」か「アマデウス」と答えていたけど、みんな見てなかったので「愛と青春の旅立ち」と途中から答えを変えた。そしたら少しは納得してくれた。ひねくれてたのか、可愛くなかったのか「愛と青春〜」みたいな話のほうが本当は理解できなかった。今もそうだけど、シンデレラじゃなかったのでシンデレラの気持ちが解かる訳がない。一度期末試験かなにかの徹夜明けに見に行った「パリテキサス」のライクーダーのギターの音に映画館で寝てしまったこともあった。2回見に行った。もちろんひとりで、制服を着たまま。今だったらインターネットに夢中になって親に電話代で泣かせてるかもしれない。もちろん、たいしたことはしてないだろうけど。
今思えば私の高校のスター軍団懐かしい。箱の中で必死で頑張ってたんだろうな。
でもこの映画、おもしろかったよ。結構おすすめ。いろんなことを思い出させてくれた。あのETとキスをしてたアル中の女の子が見事に復帰して、良い感じで。整形をしたのかあごが色っぽい。 ・・・・しかし、私の高校時代って暗いよな・・・・・・(; ;)
でも、結構ケラケラ生きてたんですよ。本人は・・・(^_^;)最近は映画も人を誘って行くようになってしまいました。あれほどの熱が冷めてきたのかなぁ・・・
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99/8/28 偽ブランド袋で立ち止まる
はいはいはーい。
今日も小仲はハーイでございます。 (熱も出た)ということで、今年の私のプチ夏休みは「韓国」でございました。また、韓国?!とこの日記の愛読者様には、結構おなじみまたまた韓国レポート。DJ嬢とご同伴。
またまた、やってきましたでぇ?、ソウル、韓国、かむさみだ? で、関空からソウルに夜到着して、その足で「DOOSANG-TOWER」へ。デゥサンかズサンか発音はいまいち怪しいのだが、とにかく、タクシーのおじさんにも通じたし、嬉しかった。(私はズサンに近い)で、ガイドブックに書いてあった
「今、ソウルで一番熱いスポット、朝の5時まで開いている」
なんて書いてあるから、期待するじゃない?期待。朝の5時まで開いてるタワーとなれば、普通考えるのが、レストランかな、ディスコかな、バーかな、もしかしてXXXかな、怪しそうだな…・ なんて思いきや、ちょっと胸をときめかせ、私達が到着したのは夜11時。
アリアリアリ? 私言います、ソウルのいけてそうな女子全員化粧派手…・あんたらナチュラルメークって言葉知らないでしょ?プロっぽいのよ。なぜか、素人までがプロっぽい。でも、若いのにもったいない。 やたら元気の良い音楽に向かい入れられ、タワーの中に入るとそこは一面すべて服屋さん。フランス語ではブティークなんて言いますがあれは、服問屋。見渡す限りの服服服。
でもね、ちょっとテイストが違うのよね。これだけ衣料があっても「欲しい」と思うものはひとつもないって、これどういうこと?韓国版ピンクハウスがあったり、それはそれでいいんだけどさ…・まるで、船場センター街が夜中までやってるようなもの。地方から来たと思われる業者の人が仕入れの交渉をしてたりする姿があちこちで…うんうん、アジアの活気だ。
でもここってガイドブックに載ってるんだよ…
うーん、考えるのはやめにして、波に飲みこまれて楽しんでみることにしました。。。
まぁ、いっか、お金を無駄に使うのは私の方針に合わない。しかし、みんな、ガッツがあるよなぁ。
と、つぎは街に出て遅い晩御飯。韓国っぽさを味わいたくて、市場へ。決してMarche(マルシェ)じゃない市場。 頼んだのは、訳が分からずほぼ、手話でオーダー。からかったけど美味しかったよ。ただ、わたくし、お嬢なので日本でも屋台で食べたことないので、すごい冒険でした。
とととと、その時!がびーーーーん。シャネルの、アルマーニの贋物があるのはよく知ってたけど、それの、有名ブティックの紙袋の贋物まで。芸が細かいぞ。
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これらが堂々と屋台で売られてる、ウソやろ・・・
いずれの日に【ニセモノ学】という社会学の一派が出てきてもおかしくないと思う。関西地方ではパチモン・バッタモンって言うんですけど、このマーケットはすごいね。 ま、ディープな裏とかや世界があるんでしょうけど…・・これには笑った・あっぱれ。ここまでやるか? 買ってもいないのに、その場にいるだけで自分が悲しくなってきました。 偽物ってやっぱり屈服だと思うんです。そこまで自分を落しこめなくても良いじゃん。って思うのよ。 前回は「愛国心の現れだから僕は国産タバコしか吸わないんだよ」(政府のスローガンでもある)という韓国人に出会ったのに、街に出るとこういう商売人がウロウロしてるって、矛盾というか、と思わずにはいられないの。そこが、この国の摩訶不思議なところなんだろうねぇ・・・・ (私はソウルの新宿みたいなとこしか知らないんだろうな。もっといいところいっぱいあるんだろうな)と、、、写真だけとりまくってホテルに帰ってきたらいきなり、熱を出して滞在2日間ずっと寝ていた私でした。やっぱり、私と相性が合わないのかもしんない…・ぐすん。でも強烈なところやわ。ホテルは良いところだったから、結構親切で良かったよ。
人間って懲りないのね。
前回の私の究極の選択に(A4オールインワン型・VaioかThinkPADかどっちを選ぶか)の悩みに対する、みなさまの優しいお手紙ありがとうございました。 m(_ _)m 意外といろんな意見があって 「Vaioにしろ」とか 「ThinkPADは間違いない」とか決定的なご意見は頂けなくて
「この機種は使うと熱くなるよ」とか
「これは邪魔なアプリケーションがいっぱい入ってるからあかんよ」とか
「この会社のキーボードは使いにくいよ」とか
ジョーシンのお兄さんが絶対に言いそうにないことを皆様のメールで頂いて本当に感謝しております。ありがとうございました。皆様のご意見を参考にいたしながら、
そして優柔不断のこの私を動かした中尊寺ゆつこさんの雑誌からのお言葉でした。
女にとってVaioはプラダのバックと同じ意味を持つのよ
ということでプラダを持ってない私は決めました。プラダもグッチも持ってない女がVaioを使うというのも、なんとなくあさましい姿ですがま、許してね?(^_^;)私はやっと西側諸国に亡命できたのです。
私の今まで住んでいたマック国というところでは、マックしかありませんでした。つまり旧ソ連及び東側諸国の車といえば旧東独製のトラバントしか走っていなかったのです。私たちは、西側の情報をあまり知りませんでした。秋葉原にWindows95が発売されたときに人が並んだらしいですが、そういうニュースもわが祖国では流されませんでした。
それが私が亡命を試みたとたん、この国ではアウトバーンでベンツもアウディもびゅんびゅん走ってるではないですか。このMS王国の自由競争のまっただなかに突き落とされたのです。なんと言うことでしょう。
私たちのマック国では選択の自由が限られておりました。そう、G3なんてマフィアの乗り物で庶民階級の私はパフォーマが関の山だったのです。
私たちのマック国のご教義も最近はちょっと変わってきたらしくibook なる絶対持ち運びには恥ずかしくなるような機種を西側諸国に売ろうと企んでいるようですが、労組的芸術集団の作るテポドンみたいなもので、信奉者は多数いると思われますが、使えるかどうかは、冷静に考えて疑問が残ります。だって画面が小さそうだし…とにかく、あれはプラダとは程遠い。ゴルチエとキティちゃんを足して2で割った感覚に近い気がします。
ああ、私はこの悪の権化のMS王国に亡命してしまいました。この王国の帝王はマジでケチなめがねをかけた男らしいですが、こちらのテレビでは最近莫大な財産を寄付したとか言ってテレビに出ておりました。
しかし、亡命者とは祖国を愛してはいるのですが祖国の現体制には批判したがるのが常でしてあの、北から南へ亡命した黄先生の気持ちが良くわかるのです。 (ほんまかいな)
ということで、亡命者はただいまこの自由社会に溶け込もうと必死になっております。ただ、ごみ箱の位置が違ったり、HDの位置が違ったり、祖国への望郷は果てることはないのですが……エキスプローラーは使いにくいですね。 悲しい現実ですが、MS王国の厳しい経済制裁、及び祖国製品の模倣に私は強く抗議し、祖国への愛は変わらないのですが、とりあえずVaioでがんばりまりす。
しかし、プラダもVaioミーはーやなぁ・・・・・(^_^;)
99/7/29 究極の選択さてさて、いつも動いてないと気がすまない私。
ということで、今朝はデパートのバーゲンに走る衝動を押さえ、ジョーシン参りをして前からの狙っていたノートブッのオールインワン型A4の紙パンフレットををもらってきました。
狙いはVaioさんとThinkPADさん
キャラなしと香取慎吾・りょうの連合軍です。
舐めまわすように見た結果、私は気がつきました。おおきなことをです!!!!
話は戻りますが、実は私、つい先日まで、コンピューターと言えばアップルに決まってるやんと人に言いふらし、「マック以外のPCを使う人って絶対、あたまが堅いんだよ、おもしろくない連中たち!」と暴言を吐いておりましたが、今年の春に、急に浮気をしたくなり、もう、離婚届を出すまでに至ってしまいました。今やもとの亭主とはほとんど別居状態で、愛人宅にべったりで、
「Vaioさん、あ?ん、口あけて」とか
「Vaioさん、あら、お風呂になさいます?それともお食事?」と小柄でカメラのついてるVaioさんに惚れこんでいます。今の状態として、マックが左にVaioC1Rさんが左にあり、受注業務やいわゆるウェブマスターの伝票がらみの仕事はマックで、更新や個人メールはVaioに任せっきりなのです。そう、非常に効率悪いわけ。
で、VaioさんとThinkPADさんの違いとは・・・・
素人ながら、みたところ
私が想いを寄せるVaioさんはかなり『お遊び系』のPCで動画や音楽やそういうものを得意としており、バンドルソフトにはWORDも入っていないこと。しかし画像処理は一人前の伊達男。ポスペもついてる。
また、私ごのみの外観や色でとにかくかっこいい。色が軽く感じられる灰色と藤色のなんともいないコーディネート。まるでBMVに乗ってるかっこいい歯医者みたいなもの。
ただスマートさはあるんだけど、CDやフロッピーを取り付けるときにはいちいち着替えないといけない男の美学をもってらして、ちょっとめんどくさい。飼い犬はもちろん犬は長い毛のラブラドールってかんじでしょうか。
で、一方気になるThinkPADさんはトヨタの国産中古に乗る公務員みたいな感じで、堅実なんだけど遊び心がない。しかしバンドルソフトは2000も入ってるし、CDやフロッピーの取り付けはいらない。言葉通り一体型。ただ、色がださいですね。
真っ黒しかなくて、マンインブラックの喪服。見るからに重そう。赤いポチがキーボードについてるのはなんとなく、似合わないタキシードの薔薇の花でしょうか?JFKJr.のタキシードではなくて武田鉄也のタキシード。
iSeriesで耳たぶのような福耳スピーカーをつけても無理してかわいこぶって・・・どこか、スマートじゃない子が、一生懸命、学芸会で頑張ってるんですよね。
飼い犬は間違いなく柴犬で・・・・・・・・・ こんな感じ・・・・
ほとんど「印象」だけでPCを選ぶ私ですが、価格も余り変わらないので、第二の浮気相手選定にただいま頭を悩ませております。 というか、もう、メインになるから本気なんだけどね。 歯医者か、公務員か悩むところです。ちなみに私の好きな男性のタイプは下の通り革命家とラテンの貴公子です。 天才肌のマックさんと別れて、私の新しい人生設計はどうすればいいのかしら・・・・
ウワサの映画を見てしまった。 アイズワイズシャット?
トム・クルーズの『見ては行けない愛』? ではなくて、米国に住む友達がわざわざ私のミシマ好きを知ってか、
日本では遺族の意向により発禁になった Mishima をビデオで観てしまったのです。 (瑶子夫人がわがままだっただけという噂もオオアリだけど時の中曽根首相があかん!っていったらしい)フランシス・フォード・コッポラとジョージ・ルーカスが作ってしまった日本では見られないほとんど全編日本語の映画。
主演は緒方拳。セリフは日本語、ナレーションはポール・シュレイダー、坂東ヤソスケも佐藤浩一も万田久子も沢田研二も三上博でてくる、かなりのキワモノ。 ひとこと。
すごい映画だと思った。 っつーかおもしろいよこれ!
それこそ、昔からアメリカ映画にでてくる日本人の役というのは決まっていて、それを継承している良い例がショー・コスギとか空手のうまい人なんだけど、こんな人ひとりもいない。 出てる人が普通の都会に生きる日本人なのよ。そこがおもしろい。しかも、トレンディドラマじゃない。映像やセリフも優雅さそして訴えがある。 もっとすごいことは、私は今までずっとミシマのことは、文字か写真でしか知らなかった。つまり、動くミシマ(たとえそれが俳優であろうとも)私には初めての体験。
それが、動く
ってこと。すごく変な気分にさせてくれた。ミシマという人を私は書で読んですごい想像をしていたんですよね。彼の戯曲や小説、もちろん写真は知ってたけど「こんな人だったんだろうな」という想像のふくらみの方が大きくなりすぎていて、いきなり記号であるドラマにされてしまうと、たとえの映像美であろうとも、すこし、ずれる所があるんです。
決して否定的な意味ではないのですが
たとえば金閣寺にでてくるびっこの青年は佐藤浩一じゃない。 仲代達也でもない。
あんなカッコ良くない青年が私の頭の中にずっと生きていていきなり佐藤浩一を見せられると、今度はそれも残ってしまって、今かなり混乱しています。私にとってあの青年は佐藤浩一と言う記号ではなくて性格の悪いびっこの青年という妄想の中で生きてきた記号なのです。 どうして今私がミシマとカタカナで書いてしまうのかも分からない。
彼の作品を日本語の原文で読んでまた自分の三島像に戻りたい気もした。私のミシマさま。 こんな外観的なことばかり感動してるのだけど、 映画の内容はどうだったのかと言うと、昭和45年の日本ってどんな思想が社会を覆ってたのかが、すごく興味が沸いてきました。思想なんてない私が言うのも変だけど・・・(^.^;)
ただ、ひとつ考えたとことは彼がインターネットと言う表現媒体をもっていても彼は同じ事をしただろうか。同じような演説をしてただろうか?あの思想を持ちこたえられたのか? もしインターネットの爆発が昭和45年だったら・・・・・・・・・・ ずれてしまうのも面白いかもしれない。バックツーザフューチャーの世界だけど。 昭和45年にインターネットがあったら・・・・・・・ ミシマは自害していただろうか?
99/7/22 ポジティブにあきらめること
ウワサのCD買いました。坂本龍一のBTTBとウラBTTB。
ついでに2枚買ってしまうところが大雑把な私の性格なのだけど流行ってるのはウラの方です。
この曲はみなさんもご存知の通りリゲインのCMから火がついたのですが、リゲインと言えばあの軍歌調の時任三郎が『24時間戦えますか?』と10年前は【働け働けそして飲め】というメッセージだったを思い出してしまいました。
リゲインがこんな、ヒーリング系を打ち出しているのに
あいも変わらずリポビタンDの方はサラリーマンらしい夫婦が出てきて、奥さんが旦那に【働け働け】と呪文のように訴えてるCMにちょっと苦笑いしてしまいました。だいたいあの手の『飲んだからすぐ元気が出るかどうかは分からないような薬』ってもともと私は信じてなくて、美味しいもの食べたきゃ、ちゃんとした食材でたべたらええやんと思ってるので実際に買ったことはないのですが、魔法の薬・気休めの薬のCMメッセージに感動していたのでした。
話は変わりますが、こないだテーブルとテーブルの幅の狭いイタリアンに入ったらいきなり隣のおしゃれ尽くしの若い建築家らしい男性が(ずっと建築の話してたから多分)
『これからの世の中はいかにポジティブにものごとをあきらめられるかなんだよ』
と連れの若い女性に説教してて、こっちのテーブルでは、この言葉に食べたものが口から出るほど(キタナイ!)オオウケしてたのでした。隣のテーブルの男性のセリフにオオウケする私たちもかなり趣味が悪いですがちなみに私たちのテーブルは私ともう一人の女性と男性の3人。
いかにポジティブにものごとをあきらめられるか
まるで雑誌SPAから抜き出したようなセリフじゃありませんか。いや、Bigtomorrowかな(古い)。電通とか好きそう。なかなかいいんだけど、それ以上にウケル理由はこの言葉の意味です。
このセリフを聞いてこの人野心の塊なんやなぁって逆に思ってしまいましたね。あの人は多分今頃リゲイン飲んでるんじゃないかと思います。だって、彼の振舞い、格好なんかたまらん、野心家の雰囲気でしたよ。みなさんはどうおもわれますか?
ポジティブにあきらめること
結構、隣のテーブルの口説き文句、気になる夜でした。。。坂本龍一のヒーリング曲のヒットが世の中を賑わせてるのに、時任三郎の「リゲインリゲイン僕らのリゲイン〜」が逆に頭から離れられない今日この頃です。
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