
当店が惚れ込んだアルマニャックとマールとカルバドス シャトーカステックス・バ・アルマニャック
バベットはやっとこう言った
あの方々はまるでお二人には理解することも信じることもできないほどの費用をかけて、育てられ躾けられていたのです。私がどれほど優れた芸術家であるかを知るために。私が最高の料理を出したとき、あなた方をこの上なく幸せにすることができたのです。
・・次善のものに甘んじて満足せよなどと言われるのは、芸術家にとっては恐ろしいこと。耐えられぬことだとおっしゃったのです。芸術家が次善のもので喝采を受けるのは、恐ろしいことなのです。芸術家の心には、自分に最善を尽くさせてほしい、その機会を与えてほしいという、世界中に向けて出される長い悲願の叫びがあるのだとイサク・ディーネセン・バベットの晩餐会より
このバベットの言葉を思い出すくらいに、この作り手は、醸造家でもあり、芸術家でもあると信じています。カステックスという村がアルマニャック地方にあるのですが実はこの一族は昔ここの村全てを所有していたのです。(ミシェランの地図でよーくみると、彼らの家族の名前の付いた村を見つけることができます)家族の歴史は400年。サン・パストウ一家です。全てを管理する醸造責任者のジョン・ベルナールの熱のこもった仕事ぶり、女主人のあの明るさを見ていると、くさいながら「歴史からの贈り物」と思えてなりません。アルマニャックの中でも一番高品質を産出するバ・アルマニャックです。私よりもずっと長くこの地球に存在するアルマニャック。これから何代先もこのままの手作りのアルマニャックであり続ける自信を彼らから感じました。本当に素敵な作り手の作品です。是非とも至福のひとときをカステックスに思いを馳せながらいただきましょう。
至福のアルマニャック