
アルマニャック絶賛のページ
はじめに・・ 酒を一滴も飲まぬ単純な及至融通の利かぬ人々はアホと考えるのは正しくないだろうか?つまりさういう人たちは人間性も自然も知らぬ人間であって藝術の伝統的な手法を排撃する藝術家や機械を呪ふ職工達のやうなものであり、偽善者どもである。
ボードレール「人工楽園」より
私はホームページで自分の好きなことを書くだなんて、愚の骨頂だと思っていました。あのような破廉恥な行為を許すインターネット自体おかしいと思っていました。だが、思ったのです、私はアニメファンでもコンピューターおたくでもない。でもアルマニャックへの愛情なら人には負けないと。個人的な話で恐縮ですが、アルマニャックについては私は1996年に全国アルマニャック事務所(Eauze)まで赴き、意義のある研修を受けて来ました。毎年のアルマニャック参りも欠かさず行っております。アニメファンに負けないくらいのアルマニャックファンです。アルマニャックとその隣のバスク地方は言葉では言い尽くせないほど良いところです。おばあちゃんになったら永住したいと思ってるくらいです。
何を言われても私はアルマニャックが好きです。お酒の好きな人なら誰でもわかっていただけると思う。アルマニャックのこの忍耐強さ・男性さ・繊細さそしてこの明るさ。
私は今、あなたがアルマニャックを知らなくてもワインが好きな方なら必ず好きになっていただけると確信してます。実は経験上、ビールからお酒に入った人は必ずと言っていいほど小麦で作る究極の酒スコッチにたどり着きます。が、一方ワインから入った人は必ずぶどうから作った蒸留酒のコニャック・マール・アルマニャックにたどり着くんです。でも酒の旨さを知ってる方ならば、どなたでも味わっていただきたいのが本音です。
偏見ですが私はコニャックがあまり好きではありません。洗練されすぎてるからです。あと、祇園・接待酒・ぼったくり・のイメージが拭い切れません。とにかく高いから・・という理由だけで酒屋ながら敬遠しております。コニャック村は小さくて素敵ですが、大企業ばかりで免税店でお馴染みの看板だらけです。世界中どこの空港でも手に入ります。(もちろん、小さな作り手もおりますが)それに、なんかスノッブです。私のガラではありません。こんな私を変えられるコニャックをご存じの方はメールください。待ってます。
でもアルマニャックは違います。アルマニャックは村がありません。アルマニャック地方です。ひとつひとつの農家がアルマニャック醸造所なのです。まわりは、フランスの食を支えるじゃがいもととうもろこし畑も広がってます。はっきりいってド田舎です。だから個性があって人情があって人を魅了するのです。私が出会ったガスコーニュ人は例外なく、陽気で気が良くて酒のみです。だいたいは私は南が好きです。が、本当のことを言うとコートダジュールのようなピカピカの街は好きではありません。あの「浅さ」が気持ち悪いんです。わかります?
このページでは観光案内も兼ねて、アルマニャックの本当の良さをお伝えしたいと思います。
蒸留のための火を各醸造所に回す儀式(毎年11月)
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